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リレーチーム結成!!

6月28日(木)

リレー
リレーチーム(左から;塩家コーチ、佐藤選手、多川選手、ボク、春田選手、山本選手、沖野メカニック)

最近、「facebook」の方に重きをおいているので、知らない間に更新が1ヶ月ほど滞ってしまってました。
今回は、リレーチームについて書いていきます。

まず、切断選手のリレーはクラスでいうと、T42-46となっています。
「T」はトラックという意味で、T42が大腿切断、T44が下腿切断、T46が上肢切断となっています。
メンバー構成のルールとしては、T46の上肢切断は2人しか入れませんが、それ以外はフリーとなっています。

もちろん、上肢切断が2名、下腿切断が2名がもっともベストですが、短距離大国の「アメリカチーム」は下腿選手が4名でも世界ランキングは1位となっています。今回のチームジャパンはと言うと、上肢切断1人で、下腿切断が3名。今のところ世界ランキングは6位といったところでしょうか。

あと、これは切断選手におけるリレーのみのルールですが、「バトンを使わないこと」です。
「えっ」と思われるかもしれませんが、上肢切断の中には両腕切断の選手のいますので、次の走者にバトンを渡すことができないのです。。。
そのルールが初めて適用されたのは、2008年の「北京パラリンピック」で、それまではバトンありでやっていました。ですが、本来は北京パラリンピックもバトンありで行われる予定だったので、事前練習はすべてバトンありでやっていました。

でも、1つ気がかりなことがありました。それは、ブラジルに両腕の選手がいることで、内心「どうやってバトンを渡すんだろう」と思っていました。もちろん、その選手はブラジルチームの一員として召集所にきたのですが、その後、最悪な事態が起きました。いきなり運営スタッフから「バトンは使いません。身体にタッチになります」と。「えっ」と思い、動揺を隠せぬまま臨んだレースはタッチ失敗で終わってしまいましたが、レース後にルールブックを確認すると確かにそのことが明記されてました。「両腕切断の選手がいた場合は、バトンは使わない」と。詰めが甘かったの一言ですね。。。

あの屈辱から4年が経ち、新メンバーも2名増え、「ロンドンパラリンピック」に向けたリレーメンバーが結成されました。Tシャツの色を見てもらうと分かりますが、目立ちたがり屋ばかりです。。。特に一番右の人はスタッフなのに、誰よりも目立っちゃっています(汗)。
もちろん、7月3日まではロンドン行きが決定しませんが、バトン練習はすでに始まっています!!
走順は、1走:多川選手、2走:春田選手、3走:佐藤選手で4走がボクです。簡単にいうと足が速い順で、作戦としては、選考逃げ切りを狙っています。アメリカや南アフリカに比べて走力がある訳ではないので、普通にやっても仕方ないですし、過去、世界選手権で選考逃げ切りで銀メダルをとったこともあるので、こんな感じになりました。

ということで、アンカーになったボクですが、正直、いい思い出がありません。。。
ボクが初めて日本代表のリレーチームの一員として出場した国際大会は、2002年にフランスのリールで行われた「世界選手権」でした。当日は、切断の選手が少なく、「タイムの速い順」ではなく、「切断の選手が4人いたから」といった感じで出場しました。今では笑い話ですが、1走はなんと長距離選手。不慣れということでシューズはスパイクではなく、レーシング用のランニングシューズだし、スタートもブロックは使わずスタンディングスタート。そのレースでボクはアンカーを務めたのですが、衝撃の瞬間を目の辺りにしました。

なんとバトンをもらって前方を見た瞬間に1位のアメリカチームがゴールしたのです。正直、足を止めたいくらいでしたが、最後まで懸命に走り、ゴールした瞬間「もうアンカーはやめよう」と思いましたね。その後は、アンカーは避け、3走がメインで、1走も走ったこともありました。

でも、今回のチームは入賞だけでなく、レース展開に寄ってはメダルの可能性も十分にあります。3日後にメインの高跳びを控えていますが、チームのために走りたいと思い、自らアンカーを志願しました。それくらい気合いが入っていますし、本番へのワクワク感はいっぱいですね、自身としては、アンカーとしてフランスの苦い経験を払拭し、チームとしては、みんなでつないで北京の屈辱をロンドンの地で果たせたらいいな~と思っています。北京で記録なしに終わっているので、まずは完走できるように練習を積んでいきます。

リレーチームへの応援もよろしくお願いします!!

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