T O R U S U Z U K I

完全復活!!

9月12(木)

先週の日曜にロンドンパラリンピック1年ぶりに試合に出場しました。
正直、こんなに試合に出なかったのは初めてだったので、「ベストよりかなり低い高さで終わるんじゃないか」と、けっこう不安でした。

ですが、試合当日は思ったよりも調子が良く、1m70くらいから行く予定がスタートの高さは1m75に設定。試合になったら1年ぶりとか関係ないですからね。ただ、自分が用意した壁(バー)を1本1本跳ぶだけです。いつもは周囲の応援に応え、力をもらいながら試合を運ぶタイプですが、今日は普段とは違い、自分の世界に入り、1本1本のジャンプを噛み締めるように試合を運んでいきました。

1m75、1m80 、1m85、1m90と1発でクリア。やっぱり調子が良い。少し調子に乗ったボクは迷わず1m95に。残念ながらクリアできませんでしたが、今日の試合を通して新たな課題が見えましたので、心身ともにリオへのスタートがきれた感じがします。「チーム切断」の皆にも会えましたしね。

ロンドン以降、「リオ目指すんでしょ!?メダル目指して頑張ってね!!」と沢山の方から応援メッセージを頂きました。嬉しかったですし、自分としても心残りがあったのですぐに練習再開しようとしました。ですが、なかなか練習に行く気持ちになれなかったのです。「明日から始めよう」と思いながらズルズルと月日だけが流れていきました。義務感だけだと続けられないのは分かっていたので、少しして切り替えました。「跳びたくなるまで待とう」と。途中、体調不良やぜんそく、数回の腰痛と「病は気から」を実体験したボクですが、ようやく体調が良くなった頃、今夏最大の2大イベントが始まりました。

1つは、7月に行われた障害者の「世界選手権」(リヨン)。残寝ながらボクは故障で棄権しましたが、特攻隊長の山本くん(スズキ浜松アスリートクラブ)が走り幅跳びで金メダルを取り、他もメンバーも自己新やベストに近いパフォーマンスを出すなど大活躍していました。

そして、もう1つは、織田裕二さんでおなじみのモスクワで『世界陸上』です。それまでのことはなかったかのように毎日、録画して見ている自分がそこにいました。「好きなんだな〜」と思いながら、一番注目している男子の走り高跳びを見ました。2強のボンダレンコ選手とアジア人初の金メダルを狙うバーシム選手。両者、一歩も引かず最後まで熾烈な戦いを演じました。そして、優勝を決めたボンダレンコ選手が20年ぶりに2m46の世界記録に挑戦。大歓声の中でみなが世界新を期待し、その力をもらいながらチャレンジするボンダレンコ選手。それを見たとき思いました。「もう一度、この世界で勝負してみたい」と。

そしてやっとのことで迎えた今季の初戦ですが、試合当日は、復帰戦と共に2020年のオリパラ開催場所決定の日でした。さすがに試合ということもあり、ずっとテレビは見れず、起きてからニュースで見ようと床に就きました。ですが、数時間後、隣の部屋だったAC-KITA(2004年に所属していたチームです)のボスが「よっしゃー、東京だ、東京」と大声で叫び、目が覚めました。そこからテレビをつけたいところでしたが、寝ることが得意なボクは「東京開催」の言葉を聞いただけでホッとしてまた眠りにつきました。もし、ずっと見ていたら寝不足で跳べなかったかも、、、関係ないですね。

2020年に東京大会が決まりましたが、正直なところ「もっと早くきて欲しかった」というのが率直な気持ちですね。できれば20代後半の時に。さすがに40歳で迎える東京大会は現役でいることはかなり厳しいですが、初めて友人に自分の姿を生で見てもらえるチャンスでもあるので、かなり迷います。さすがに、7年後は自分がどうなっているのか分かりませんので、まずは1年1年覚悟をもってチャレンジしていきます。東京大会で引退できたら本望ですし、選手じゃなくても何らかの形で大会に携わることができたら最高ですね。

またこれからも頑張っていきますので、応援を宜しくお願いします。














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