T O R U S U Z U K I

ケガの代償


6月28日(火)

先週の土曜に半年ぶりくらいにコーチの福間先生に動きを見ていただきました。
今年に入ってから左膝(ジャンパー膝)の痛みが思わしくなく、なかなか先生のところに行くことができずにいました。
先月の手術の経過も順調で、ようやくダッシュまでできるようになりましたので、チェックをしてもらいに神奈川にある「希望が丘高校」へ。

高校生もいたので、黙々と自分の練習をこなしていきました。
ジョギングでは気づかなかったのですが、ダッシュをすると「走りがいまいち」。そのせいか、無意識に短い距離を何度も走っていました。
原因を探るために踏切ドリルやヒールレイズ等、色々と試してみましたが、どれもそんなに悪くない。


練習後、浮かない顔をしていたボクに先生から・・・

先生:「膝はまだ痛いのか?」
ボク:「いえ、もう痛くないです」

先生:「練習を一通り見ていたけど、走っている時、接地の際に左膝が曲がりすぎている。良い時はもっと曲がりが小さく、接地の反射で足が前に出ていたが、今日は痛めた方の膝で力を吸収しすぎていて、“つぶれている”」

ボク:「なるほど。それで接地後の足の返りが悪かったのですね」

先生「おそらく、痛みは良くなっても、ずっと痛みがあったところだから、自然と痛みを逃がすために吸収するクセがついてしまったのだろう」と。

原因は、以下の2つ。
①膝周辺の機能低下(体力的)
②痛みの心配(心理的)


正直、復帰して1ヶ月で練習を恐る恐るやっている感じがあったので、どちらも当てはまっているような気がします。ただ、30%くらいでやる踏切ドリルや大幅な筋力低下の問題はなかったので、ホッとしました。

これまで色々なケガを経験してきましたが、福間先生と出会うまでは「復帰するために一番大事なのは筋力アップ」と思っていました。ですが、自分の体験や周囲の選手を見て思ったことがありました。それは「いくら筋力をつけても動きのズレがあったら元も子もない」ということです。もちろん、衰えた筋力を戻さなければいけないのは必須ですが、本来の動きを無視して、筋力だけを鍛えると復帰後になかなか「パフォーマンスが上がらない」状況に陥ります。それで、多くのアスリートが引退を余儀なくされるケースも少なくありません。

大事なのは「動きありき」で、まずは動いてみることが先決でしょう。
ほとんどの場合が、ケガをした周辺に問題があることが多いので、「どこの部分で力を逃がし、どこの部位を強化していかなければいけないのか」というところまで見る必要があります。

実は、義足の歩行も同じことが言えます。筋力だけ鍛えていたらキレイに歩くまでにかなりの時間を要します。ボクもそうだったのですが、義足の歩きはじめは必ず義足側の肩に力が入って、肩下がりの歩きになります。ということは、まだ体重を義足に預けられないということですので、片足立ちの訓練が必要になってきます。その後、四方八方に歩いたり、階段や坂などの負荷を利用することで、義足の周辺の機能性を上げながら、筋力が元に戻っていきますので、結果、バランス良い綺麗な歩きになっていくのです。

ちなみに今回のボクの場合は、左膝をケガしたので、膝周辺の機能性が見られました。走れない分、自転車をずっと漕いでいましたので筋力低下はそれほどなかったのですが、衝撃に耐えられるだけの腱や靭帯の機能が低下していました。
なので、今後はレッグエクステンションやハードルジャンプなどの衝撃に耐えられる機能と筋力を強化していこうと思っています。

おそらく、地元の山梨でずっーと1人で練習をやっていても、普通に動けていましたので課題を見つけずにトレーニングしていたことでしょう。しかし、そのまま跳躍に移行していっても1m90をやっと跳べるくらいだったと推測できます。ボクは「選手⇔コーチ」の関係が保てていれば大きなスランプには陥らないと思っていますので、今回、改めて第三者であるコーチの重要性を感じました。やっぱり、1人では限界があります(汗)。

まずは、この2つの課題をクリアすべくトレーニングで励んでいき、跳躍練習へとつなげていきます。

福間先生、ありがとうございました。
焦らず時間をかけてじっくりやっていきます!!










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